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ジム・ロジャーズ氏「日経平均は近く史上最高値を更新するが、日本の未来を救うことにはならない」

日経平均株価はバブル期以来34年ぶりに高値を更新するなど、「失われた30年」と呼ばれ深く沈んでいた日本経済にようやく復調の兆しが見えてきました。この「メガトレンドの変化」の兆候を著名投資家のジム・ロジャーズ氏はどう見ているのでしょうか?メルマガ『 世界三大投資家ジム・ロジャーズの「Make Japan Great Again」 世界三大投資家ジム・ロジャーズの「Make Japan Great Again」 』では、読者からの質問にすべてジム・ロジャーズ氏が直接、自分の言葉で回答しています。今回は2月4日号に掲載された質問と回答の一部を特別に無料公開!米大統領選挙の行方と日米経済への影響、災害に見舞われた日本へのメッセージなど、盛りだくさんの内容で配信されています。

※『世界三大投資家ジム・ロジャーズの「Make Japan Great Again」』次号は2024年2月18日配信です。ご興味を持たれた方はこの機会にご購読ください。

プロフィール:ジム・ロジャーズ
1942年、米国アラバマ州生まれ。イェール大学で歴史学、オックスフォード大学で哲学を修めた後、ウォール街で働く。ジョージ・ソロスとクォンタム・ファンドを設立し、10年間で4200%という驚異的なリターンを上げる。37歳で引退した後、コロンビア大学で金融論を指導する傍ら、テレビやラジオのコメンテーターとして活躍。ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロスと並び世界三大投資家と称される。

読者からジム・ロジャーズ氏への質問その1:日本に「メガトレンドの変化」の兆候が出ていますが、海外からはどう見えていますか?

読者:日本は30年間、右肩下がりにシュリンクしてデフレスパイラルに陥っていました。

・1人当たりGDPは世界2番目から32番目に低下
・半導体の世界シェアは50%から5%に低下
・賃金は30年間も横ばいで韓国や台湾よりも安くなった
・日経平均株価は34年前の高値の約9割

…などを見ても明らかです。

しかし今、ようやくデフレマインドを脱してインフレマインドに変わろうという「メガトレンドの変化」の兆候が見えてきました。この変化について、海外からはどう見えていますか?

ジム・ロジャーズ氏の回答:日経平均は近く史上最高値を更新するが、日本の未来を救うことにはならない

ジム・ロジャーズ氏:今、あなたの意見はすべて正しいです。事実、それは間違いありません。私にとって、日本は世界で最も好きな国のひとつであり、日本にはとても関心があります。

日本では変化が起きていますが、それは一時的な変化であって、50年後の日本を救うような大きな変化ではありません。

日銀はETFを買っています。日銀は私よりもお金を持っているので、30年間変化がなかった市場も、最終的には再び上昇しています。いったん動き出せば、トレンドが変われば、それが何であれ、上昇するのが普通なのです。

そして私が見る限り、このまま上昇を続け、おそらく近い将来に史上最高値を更新するでしょう。

なぜなら市場には多くの資金が流入しているからです。新NISAで新たな個人投資家が生まれるでしょう。そして、どうすれば儲かるかを十分に知っている個人投資家にとっては、良いことだと思います。

しかし、それが日本の未来を救うことになるのでしょうか?

日本市場に新たな資本が投資されるようになれば、それは一時的な助けになるかもしれません。そうなれば、何かが劇的に変わるかもしれないので、日本にとっては良いことだと言うべきでしょう。

しかしながら、救世主的なことに手を出してはいけません。

私たちがいつも議論していることは、構造的なことです。日本は非常に危険な状態にあります。なぜなら、日本の借金が増え続けているからです。そして、少子化と移民不足のために、人口が減り続けています。世界的にインフレが蔓延していますが、他国の中央銀行が政策金利の引き上げでインフレを抑えようとしているのに対し、日本はインフレを受け入れて放置しています。

日本はいずれ、そのツケを払うことになるでしょう。歴史上、インフレを放置して大成功を収めた国を私は知りません。インフレが長期的な成功につながった国を私は知らないのです。

インフレは成長につながるかというと、人々はより生産的なことにお金を注ぎ込んで生き延びることを選択することもあります。通常、人々は違う選択や決断をするようになります。しかし、それは一時的なものであり、構造的な変化を起こさなければなりません。

もし日本が人口問題を放置していると、日本は今の日本ではなくなってしまうでしょう。銀座に行っても人がいなくて、ウナギも日本で食べられなくなるかもしれません。日本には、財政を健全化したり、人口問題を解決させたりするなどの構造的な変化が必要です。

一時的な変化によって、確かに証券ブローカーは金持ちになるでしょうし、投資家も有利になるでしょう。しかし、根本的なことは変わっていません――

続きはご購読ください。

質問その2:首都東京の真ん中に皇居が占める膨大な土地があります。これを経済効果のある形に進化させる案についてどう思いますか?

質問その3:2024年に日本は多くの災害に見舞われました。地震や航空機事故など。日本の読者に向けて何かメッセージをいただけますか?

質問その4:最近、注目している出来事はありましたか?ビットコインETFの承認や日本の株式市場についても前号で少し触れていましたが

質問その5:アメリカの次の大統領は誰になると思いますか?

質問その6:選挙の年とその翌年、株式市場は通常どのような反応を示すのでしょうか?

質問その7:トランプ氏が勝利した場合、金融市場に影響を与えるような極端な政策を期待しますか?

※これらの質問への回答はメルマガで読めます →いますぐ購読!

★ジム・ロジャーズ氏への質問はこちらからどうぞ。回答はメールマガジン『世界三大投資家ジム・ロジャーズの「Make Japan Great Again」』に掲載されます。

【関連】ジム・ロジャーズ氏が考える日経平均の高値余地は?急騰の予想的中も「飛び込み買いはしない」

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2024年2月配信分
  • 『日本の「メガトレンドの変化」の兆候を海外から見ると』世界三大投資家ジム・ロジャーズの「Make Japan Great Again」 Vol.003(2/4)

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2024年1月配信分
  • 『NISAで投資するならどこがいい?』世界三大投資家ジム・ロジャーズの「Make Japan Great Again」 Vol.002(1/21)
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世界三大投資家ジム・ロジャーズの「Make Japan Great Again」 世界三大投資家ジム・ロジャーズの「Make Japan Great Again」 (2024年2月4日号)より
※記事タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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世界三大投資家と称されるジム・ロジャーズが全世界の機関投資家と個人投資家に向けてメールマガジンを配信。中長期的な相場展望、次に来る市場・業界、有効な投資戦略や心構えについて読者だけにこっそり解説します。あらゆる疑問に答えるQ&Aコーナーも。翻訳はジム・ロジャーズ関連書籍を多く手掛ける花輪陽子とアレックス・南レッドヘッドが担当します。

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