想定レートは1ドル=115.30〜116.30円
日足ベースで見る限り、115.50〜115.60円レベルが目先のサポートとして機能していますから、例えば非農業部門雇用者数が予想を下回ってドル円が下げた場合、このレベルではとりあえず買って良いでしょう。
ただし、平均時給が予想を上回ると早期バランスシート縮小懸念で株安からの円高が想定されるため、その場合は株価の動きを慎重に見ながらですね。株価が派手に下げているなら一旦撤退、いずれにせよ115.00円を割り込むような値動きになるなら、即撤退ですね。
逆に強めの数字が出た場合、初動では伸びていても株価の下落が懸念され、追っかけては買いにくいですから、そうなったら落ちてくるのを冷静に待って115.70〜115.80円で軽めに買い、115.50円を割れたら一旦撤退です。
トレンド的には押し目買い一択ではあるものの、円売りエンジンがかかってこないと上昇余地は限られますので、今日はしっかり米国株の動向を見て取り組んでいただければと思います。
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本記事は『マネーボイス』のための書き下ろしです(2022年1月7日)
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による