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岸田ショック本番はこれから?下落相場で「やってはいけない」3つのこと=栫井駿介

“やるべき”3つのこと~優良割安銘柄の探し方

下落相場は、これから業績を伸ばす優良企業を安く買うチャンスでもあります。

今のうちにそういった銘柄を買っておけば、業績が向上し、相場もいずれ回復するでしょうからその波に乗って、株式資産が大きく伸びることとなるでしょう。

そのために今やるべきことを3つ挙げます。

1つ目は現金をかき集めることです。

軍資金を多く持っている人はいいですが、それほど持っていなかったり既に投資してしまっているのなら、口座や保険、固定費、収入の配分などを見直して現金を証券口座に集めてください。

お金が無いことには始まりません。

資金を集めることが投資で成功する第一歩ということになります。

2つ目は、保有銘柄を再点検することです。

割高銘柄は売った方が良いという話をしましたが、一方で割安銘柄は買いのチャンスです。

長期投資家なら割安銘柄を集めているかと思いますが、その中で割安感や成長性を比べてみて、より成長性の高い銘柄に資金を寄せていく、ポートフォリオをより洗練させる、そういったこともやっておくべきです。

実は保有銘柄の中に”お宝”があるかもしれません。

3つ目は、業績が好調にもかかわらず下落していたりPER等の水準が割安になっている銘柄を探すことです。

業績が好調でかつビジネスモデルが確かなものである企業を買っておけば、数年単位では必ずや報われることとなるでしょう。

抽象的でいまいちピンと来ないかと思うので、マネックス証券の銘柄スカウターを使ったスクリーニングの方法を動画で紹介しています。ぜひご覧ください。

<下落相場でやるべきこと>

1. 現金をかき集める
2. 保有銘柄の再点検
3. 業績好調 ⇔ 下落・割安

(※編注:今回の記事は動画でも解説されています。ご興味をお持ちの方は、ぜひチャンネル登録してほかの解説動画もご視聴ください。)


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image by:Miro Nenchev / Shutterstock.com
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バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問』(2022年1月29日号)より
※記事タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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【毎日少し賢くなる投資情報】長期投資の王道であるバリュー株投資家の視点から、ニュースの解説や銘柄分析、投資情報を発信します。<筆者紹介>栫井駿介(かこいしゅんすけ)。東京大学経済学部卒業、海外MBA修了。大手証券会社に勤務した後、つばめ投資顧問を設立。

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