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ようやく不妊治療「保険適用」も家計と身体の負担が減らないワケ。“混合診療”禁止に落とし穴=原彰宏

議論を呼ぶ「混合診療の解禁」

「混合診療の解禁」というテーマが医療の世界では、長らく議論されてきました。

保険診療と自由診療を混合してもそれぞれで請求が異なっても良いとするものですが、この「混合診療の解禁」を認めれば、多くの医療機関では混合診療を選択して売上を上げることに注力して、本来保険診療だけでよい治療でも混合診療が勧められ、結果、患者さん負担が大きくなるのではと危惧する声もあるのです。

従来の補助金30万円と比較した場合、自由診療費用が30万円以下であれば、旧補助金制度だと患者さん負担は「0円」になりますが、保険診療適用後は、本人3割負担の「9万円」になります。

このあたりの調整も必要ではとの声も聞かれます。

今回の不妊治療の保険適用は、男性不妊にも事実婚カップルにも適用されます。

まだまだ課題はあるものの、不妊治療の保険適用がなされることで、これまで子どもを授かるのに苦労していたご夫婦にとっては「一歩前進」となってくれることを期待します。

少子化対策の一環と言われれば、なんかそっけない話ですけどね。

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image by:Chinnapong / Shutterstock.com
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