実家を物置にしないための親の対策
Aさんに限らず相続は、親の持っていた有形無形のものを引継ぐことです。
従って、金銭的価値のあるものばかりを引継ぐのではありません。
だからこそ、親は、相続する実家が物置き代わりの「空き家」にならないように、生前に、対策を打っておくことも大切です。
たとえば、親が生活している間は必要でも、子どもに相続した後は、処分してほしいものは、その処分の費用を子どもに渡しておくこと。
また、古美術や骨とう品といった価値はあるけれど、子どもが維持していくには金銭的にも、スペース的にも難しいのであれば、親自身が、親の顔で、博物館や学校などに寄付したり、専門の業者に売却したりしておくことも必要でしょう。
なぜなら、相続は、親が、子供やその家族がさらに繁栄するために、支援する手段のひとつだからです。
「空き家」を物置き代わりに使うことは、物置きをさらに何に活用するのか?決めておいて使わないと、単に、家計に負担のかかる無駄使いになりかねません!
『【人生の添乗員(R)】からのワンポイントメッセージ』(2022年7月13日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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ご自身の描いた老後の生活を実現するために、 40代から、退職・完全リタイアをするまでに、 やっておくべきことがあります。 そんなことはわかっているよ!! でも、行動に移せないんだよね…… 実は、何から始めようか迷っているんだよ!? そもそも、何をしたらいいのかわからないんだよね??? そんな方のために、同年代の私、 「人生の添乗員(R)」が、 ファイナンシャルプランナーとして13年の実績と、 自身の人生経験から、 40代から、退職・完全にリタイアをするまでにすべき、 「貯蓄」と「節約」について、 毎週、1テーマずつお伝えします