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NY為替:欧米金融システムへの不安が緩和、リスク回避後退

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20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、131円00銭から131円85銭付近まで上昇し、131円38銭で引けた。スイス銀のUBSが経営難に陥ったクレディ・スイス買収に同意したとの報道を受けて世界的な金融市場での信用危機懸念が緩和し、リスク回避の円買いが後退。金利も上昇したためドル買いが再燃した。

ユーロ・ドルは、1.0700ドルから1.0731ドルまで上昇し、1.0723ドルで引けた。UBSによるクレディ・スイス買収に加え、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が欧州議会での証言で、欧州銀の資本や流動性水準に自信を表明、域内の銀行セクターが堅調であると強調したためユーロ買いが優勢となった。ユーロ・円は140円20銭から141円45銭まで上昇した。UBSのクレディ・スイス買収を受け、欧州の金融混乱懸念が緩和。ポンド・ドルは、1.2222ドルから1.2285ドルまで上昇。英中銀が英銀の資本の強さを再確認し、ポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは、0.9240フランへ弱含んだのち、0.9295フランまで上昇した。

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