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ドラフト Research Memo(6):2024年12月期の目標売上高は12,000百万円

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■今後の見通し

● 2024年12月期の業績見通し
ドラフト<5070>の2024年12月期の業績見通しは、売上高が12,000百万円(前期比12.1%増)、営業利益が980百万円(同12.6%増)、経常利益が960百万円(同13.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が580百万円(同12.3%増)と見込んでいる。

2024年12月期初時点でのプロジェクトストックは8,500百万円である。なお、目標売上高12,000百万円の設定には、プロジェクトストックに加えて、直近の週平均引合い額170百万円と、その獲得率を70%と見積もったことが反映している。費用面では、販売費及び一般管理費を安定運用しつつ、中長期的な成長を支えるための戦略的投資を継続する計画である。具体的には、人件費の拡大やグローバルブランディング強化のための投資、特にライフスタイルブランド「DAFT about DRAFT」を中心に据えた活動を予定している。加えて、海外子会社D-RAWRITE(フィリピン・セブ)のオフィス移転に伴う特別損失10百万円も計画に含まれている。同社グループは、堅実なプロジェクト管理と戦略的な費用配分により、成長を持続させる方針を固めている。質的、量的な価値創造力の強化に向けた人件費の増加やグローバルブランディングの強化など、将来的な成長に資する投資を行いながらも、全体として安定した利益の確保を目指す。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)
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