ポンド/円(GBP/JPY)どこまで下落するのか
先週のレポートでは、B点に注目した。ペンタゴンのど真ん中の時間帯にあたるB点を通過することで新しい流れが出るのか否かがポイントになったからだ。しかし、実際には下げ止まることなく、軟調な展開が加速し、ACラインに到達した。次の注目日は6月21日前後である。
A点水準:約148円
B点水準:約159円
D点水準:約141円50銭
今週のポイントはどこまで下落が続くのかということである。
あくまでも個人的見解
BCDラインに注目したい。上値抵抗線BCDラインに沿って推移している。したがって、このままBCDラインに
絡みながら下落が続くのか、それともBCDラインを超えて下げ止まることが出来るのか否かがポイントになるからだ。
値動きのポイント
依然と下落エネルギーの強い相場が続いている。下値のメドは終値として141円50銭前後を考えたい。反発上昇エネルギーの強い相場に転換するには、赤丸水準の156円を終値で超えることである。なお、本格的な上昇エネルギー相場へと転換するには節目の164円50銭を終値で超えることが必要となる。
現在のシナリオ
軟調な展開が続くことが考えられる。B点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯以降も軟調な展開が止まらない。また、上値抵抗線BCラインが控えているからである。
第2シナリオ
下げ止まる可能性も残っている。下値支持線ACラインを維持して先週末の取引を終えている。しかも、ACライン上で下ヒゲの長いローソク足を示現した翌日に陽線が出現している。そして、C点が位置する変化日も到来するからである。
なお、MACDは下落トレンドが続いている。スローストキャスティックスの数値は売られ過ぎ状態で横這いになってきた。
今週のペンタゴン(スイスフラン/円)
『☆ペンタゴンチャート分析<為替編>』(2016年6月19日号)より
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