「この物件を探しているお客様がいます」の大嘘とは?
『マンションの郵便受けによく入っているチラシに「○○マンション限定で部屋を探している人がいます(中略)」などと書かれたものがある』
『実際には「部屋を探している人」はおらず、チラシを見た人が連絡をすると』『「そのマンションの部屋が欲しいという方は別に欲しい物件がでてきてしまいました」』と断られ
『近隣で物件を探されているお客様が現在何人かいらっしゃいますので、物件売却をご検討されているのであれば、一度、お部屋を見せていただけませんか?』と言われる。
『注意したいのは、この「近隣で物件を探されているお客様」』の『「近隣」のエリアはバカ広く、「○○線沿線」や「××区」の物件を探していることが多いのだ』
総括
今回の本は文庫なので、電車中などで簡単に読み終わりました。そこまであこぎなことをするか?という疑問もありましたが、書籍としては、もっともひどい部分を強調して書いてあるのでしょう。実録とあるので、何らかの事実に基づいて書いているのでしょうし、程度の差はあれ、このようなコワ~い話はあるかもしれません。
不動産業者と一般消費者には、どうしても情報の非対称性が存在するので、騙されてしまうことは往々にしてあるかもしれません。消費者としては、できるだけ知識を付けて、悪徳業者に騙されないように自衛する必要があると思います。
不動産業者のやり口を知るという意味で、話半分にでもさらっと目を通しておいても良いかもしれません。まぁ、個人的には流し読みで十分だと思います。でわでわ。
『1億円大家さん姫ちゃん☆不動産ノウハウ』(2016年8月30日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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