「マクロン氏は優秀」というイメージが完成
マクロン氏は今のところ期待でもっていますが、少なくとも今回の外交は、選挙運動のどれよりも良かったということです。フランスのテレビではここまで褒めて良いのかと言うほど、みんなが喜んでいるのが分かります。やはり英語がうまく、交渉力のある人で、さらにパーティーの様子などを見ていると2分ずついろいろな人と話し、パーティーに慣れている人だとわかります。
日本の安倍首相のように周りの様子を伺って何とかやっているというのとは違います。たくさんの人と少しずつ話すマクロン氏は、やはりテレビ映りが良いのです。そしてほとんどの人は「マクロンと話をしたが、あいつは優秀な奴だ」という印象を持ったのです。
G7の主催者はイタリアのジェンティローニ首相だったわけですが、そもそもレンツィ氏が戻ってくるまでの代役だったかもしれませんが、彼はあまり目立つことはなく、一方のフランスでは驚くべき現象が起こってしまったという訳なのです。
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『グローバルマネー・ジャーナル』(2017年5月31日号)より抜粋
※記事タイトル、太字はMONEY VOICE編集部による
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