ポンド/円(GBP/JPY)下げ止まったのか
先週のレポートでは、A点に注目した。A点を通過することで下げ止まることが出来るのか、それとも下落に加速がつくのかがポイントになったからだ。実際には、A点以降、下げ止まりから少し落ち着いた動きになっている。次の注目日は10月5日前後である。
A点水準:約130円50銭
今週のポイントは、下げ止まったのか否かということである。
あくまでも個人的見解
ADラインに注目したい。下値支持線ADラインを維持することが出来るのであれば、少なくとも下げ止まりから落ち着いた動きになっていくことが期待されるからだ。
値動きのポイント
下落エネルギーの強い相場が続いている。下値の第1メドは赤線水準の128円前後を考えたい。なお、上昇エネルギーの強い相場に転換するには赤丸水準の135円を終値で超えることだ。
現在のシナリオ
上値の重たい展開が続く可能性は残っている。上値抵抗線AEラインが控えている。また、上ヒゲの長い小さなローソク足が出現しているからである。
第2シナリオ
下げ止まりから落ち着いた動きになっていく可能性はある。A点が位置する時間帯以降、下げ止まりから横這いに推移をしている。上値抵抗線ACラインを超えて右上に新しいペンタゴンが描き足されている。そして、下値支持線ADラインを維持しているからである。
なお、MACDは下げ止まりから横這いになってきた。スローストキャスティックスの数値は売られ過ぎ状態で推移しているのだが、下げ止まりから上向き始めた。
今週のペンタゴン(南アフリカランド/円)
※本記事は『☆ペンタゴンチャート分析<為替編>』(2016年10月2日号)の一部抜粋です。興味を持たれた方はぜひこの機会に今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。
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