日経新聞(6/5付)より「NECなど、AIで画像 逆光・物陰でも人映す」に注目。自動運転や施設監視などの用途が見込まれ、遠赤外線カメラ関連銘柄に追い風となりそうです。(『相場の福の神 ニュースを半歩先読み』藤本誠之)
自動運転技術の進化に繋がるか? 遠赤外線カメラ関連銘柄に妙味
NECと東工大「死角や逆光でも人物を映す技術」開発
日本経済新聞(6月5日付)朝刊より、科学技術11面の記事「NECなど、AIで画像 逆光・物陰でも人映す」に注目です。
NECと東京工業大学は、障害物の死角や逆光、煙や霧などに隠れた人を見つけることができる画像処理技術を開発したとの記事です。
可視光と遠赤外線で撮影した2種類の画像を人工知能(AI)で合成すると、見えなかった部分が浮かび上がるそうです。自動運転や施設監視などの用途を見込み、2年後の実用化を目指します。
死角にいる人を検知できるので、自動運転には非常に重要な技術です。これが実用化されると遠赤外線カメラの需要が増加しますが、NECが筆頭株主の遠赤外線カメラメーカーである日本アビオニクス<6946>が、もっとも大きなメリットを受けそうです。
遠赤外線カメラ関連銘柄と言えばコレ!
日本アビオニクス<6946> 253円(2017年6月5日終値)
日本電気<6701> 290円(2017年6月5日終値)
『相場の福の神 ニュースを半歩先読み』(2017年6月5日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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まいど、相場の福の神こと、藤本 誠之です。原則毎営業日、その日の日本経済新聞のニュースから個別銘柄をご紹介いたします。SBI証券投資調査部 シニアマーケットアナリスト ITストラテジスト オールアバウト株式ガイド