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杞憂に終わるビットコイン分裂懸念。バブルではない本格相場は目の前だ=メダカ

暗号通貨は買う人がいなくなれば価値を失う

では、現在の暗号通貨をめぐる状況はどうでしょうか?

暗号通貨は、適正値を算出する経済理論が開発されていないため、買う人がいなくなれば価値を失います。ここが、政府が価値を保証するフィアット(法定通貨=普通のおかね)と大きく違うところです。

フィアットか暗号通貨か、どちらかしか保有できないのなら、私も現状では前者を選ぶでしょうね。生活がありますから。

しかし、政府が信用を失った国の場合は、その国の通貨よりも暗号通貨の方が信用力で勝るという現象も起こります。これは、過去のキプロスや現在のベネズエラなど、通貨不安が発生した国の人々がビットコインを買い求めていることで実証されています。

政府保証がないことを弱点だとする専門家もいますが、それは暗号通貨の特性であって弱点とは言えないと私は考えています。

時価総額から考える暗号通貨全体の「バブル度」

買う人が「多ければ」相場は上がる、これは相場の常識です(買う人が「いる」だけでは下がることがよくあります)。

現状はどうでしょうか?

暗号通貨市場に流入する資金と流出する資金の量の比較、すなわち需給が中長期的な価格に最も大きく影響します。暗号通貨にはダウ平均や日経平均などのように市場の値動きを示す指数がまだないので、時価総額で代用します。

全体の時価総額は、本稿執筆時点で626億ドル。これは6月20日につけた1165憶ドルの半分近くまで減少しており、厳しい下落局面であることがはっきりと現れています。

直近では5月下旬にも大きな下げがありましたが、この時は時価総額が2日間で約35%減少、つまり約3分の2になりました。

2017年:908憶ドル(5月25日)→ 600憶ドル(5月27日)

今回のような時価総額の急低下は、2013年にもありました。この時は12月4日の高値から18日の安値まで2週間で半分にまで減少しました。

2013年:157憶ドル(12月4日)→ 77憶ドル(12月18日)

今回の下落は、これに相当する下落ということになります。
※参考:CoinMarketCap – Global Charts

ただ、需給の見通しは(私が再三強調していることですが)極めて良好です。つまり、潜在的な巨大な買い方が控えている状況なので、暗号通貨は目先の調整があっても、1~2年先は順調に市場が拡大すると考えています。

なかなか具体的に示しにくいですが、少し前までの暗号通貨の時価総額は1000億ドル(10兆円あまり)ですが、世界最大の株式の時価総額を誇るアップルは約8000憶ドルです。日本最大のトヨタが20兆円というところ。

東証やNY証取全体ではなく、それぞれ1社の時価総額ですからね!それを考えると、暗号通貨がいかに小さな市場であるかということがわかります。このため、まとまった資金が入ると1日で2倍以上、1か月で10倍以上になる銘柄が後を絶たないのです。

価格が10倍以上になった銘柄は数多くありますが、公開後数日間の乱高下を別にすれば、10分の1になった銘柄はあるでしょうか? 乱高下は仕手筋などによるマネーゲームの一面も否定できませんが、基本的には、現在の市場規模が本来あるべき規模に比べて極めて小さいことが原因だと私は考えています。

つまり、より適正な規模に成長するまでは波乱はあるにせよ、基本的には右肩上がりの相場になると需給の点から予想しています。投資しているから上がることを期待しているのではなく、上がると確信しているから投資しているのです。

つまり、暗号通貨はバブルというにはほど遠いよちよち歩きの状態で、だからこそ波乱もあるけれど、長期では大きく成長すると私は考えています。
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【確定版】メダカの仮想通貨・ビットコイン投資』(2017年7月17日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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