fbpx

トランプ、北朝鮮、FRB出口戦略…市場が身構える「リスク三重奏」の焦点=近藤駿介

ドル指数はトランプ政権誕生以来の最低水準まで低下

先週末時点でのドル指数は93.36と「強いアメリカ」を標榜するトランプ大統領が誕生して以来最低水準まで低下している。バノン氏解任などトランプ政権の不安定さが増していけば「安全だと信じられてきたドルに対する不安からドルが売られる」展開になりやすいことは念頭に置いておいたほうがよさそうだ。

「地政学リスク」と「政治的リスク」が高まるなかでイエレンFRB議長とドラギECB総裁が登壇するジャクソンホールでの講演が行われる。両トップが今後の金融政策、特に量的緩和の「出口」に関してどのような発言をするのかが注目点だが、個人的には両者とも――
続きはご購読ください。初月無料です


有料メルマガ『元ファンドマネージャー近藤駿介の現場感覚』好評配信中。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

<購読開始ですぐ読める! 8月配信済みバックナンバー>

・地政学、政治、金融政策…、トリプルリスクに対応を迫られる金融市場(8/21)
・地政学リスクが「一線を越えた」ことで過去のものとなった「安全な資産」(8/14)
・元FRB議長の「債券バブル」警告と内閣改造で生じる政府日銀間の亀裂(8/7)

<こちらも必読! 月単位で購入できるバックナンバー>

8月分すべて無料の定期購読手続きを完了後、各月バックナンバーをお求めください。

7月配信分
・堅調な株式市場に忍び寄る環境変化(7/31)
・「金利の正常化」から「準備預金の正常化」に軸足を移すFRB(7/24)
・お上の「見える手」が最も少ない為替市場に現れた変化の兆し(7/23)
・乖離し始めた債券市場と株式市場~FOMCで「Several」が「Major」に転じる日?(7/10)
・風向きが変わり始めた世界~「本当の政治リスク」にご用心?(7/3)

6月配信分
・「リスクテンコ盛り」からリスクが消えた?(6/26)
・乖離し始めた株式市場と経済&孤立する日銀(6/19)
・「政治的リスク」が叫ばれる中でボラティリティが失われた金融市場(6/12)
・証券マンと金融マンの思考の違い(6/6)
・証券マンと金融マンの違い~大きいことは必ずしもいいことではない(6/6)
・高邁な政治とリアリストの市場(6/5)

5月配信分
・大統領は元気で留守がいい(5/28)
・打たれ強いトランプ大統領~弾劾要求は必ずしも市場のマイナス要因に非ず(5/22)
・地政学リスクを抜けたら、そこには政治リスクが待っていた(5/14)
・トランプ大統領就任100日に訪れたゴールデンウイークと日銀総裁の嘆き(5/18)

【関連】北朝鮮「暴発」のXデーは9月9日?とことん舐められるトランプ=高城剛

【関連】内閣改造はなぜ愚策なのか? 安倍総理が「こんな人たち」に負ける理由=近藤駿介

【関連】次の暴落の原因。中国が抱える「5000億ドル債務爆弾」はいつ炸裂するか?=斎藤満

1 2

近藤駿介~金融市場を通して見える世界』(2017年8月21日)より
※記事タイトル、本文見出し、太字はMONEY VOICE編集部による

無料メルマガ好評配信中

近藤駿介~金融市場を通して見える世界

[無料 ほぼ 平日刊]
ファンドマネージャー、ストラテジストとして金融市場で20年以上の実戦経験を持つと同時に、評論家としても活動してきた近藤駿介の、教科書的な評論・解説ではなく、市場参加者の肌感覚を伝えるマガジン。

いま読まれてます

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらXでMONEY VOICEをフォロー