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5件に1件の確率!「相続税の税務調査が入る家庭」の特徴とは?=小櫃麻衣

こんな家は税務調査に入られやすい

5件に1件の割合で行われる税務調査ですが、その対象になりやすいご家庭というのがあります。

まず、税務調査の対象となるご家庭は、大前提に相続税の納税義務のあるご家庭であることはなんとなく想像がつくと思います。

しかし、相続税の減税措置である控除特例を使うことによって大幅に相続財産の評価額を下げることもできますので、控除や特例を使わなくても相続税が発生しない、つまり相続財産が基礎控除額内に収まるといったご家庭では、税務調査の対象になることは少ないでしょう。

ここまでお話しすると感の鋭い方はお気づきになるかもしれませんが、まず税務調査の対象になりやすい1つ目のポイントは、相続財産が高額なご家庭。

具体的な金額を挙げると、3億円以上の資産をお持ちの方が亡くなった場合には税務調査の対象になりやすいと言われています。

ちなみに全国の相続税申告の遺産総額の平均は2億5,000万円と言われています。

相続財産が高額になれば、評価しなければいけない財産も増えるので、その分、評価額の計算ミスもあるだろうといった具合で税務調査の対象になりやすいのです…。

遺産総額が3億円を超えた場合には、相続税の申告書に特段怪しい点がなくても、税務調査の対象になりやすいので、注意が必要です。

Next: 税務調査の対象になる人の「3つの特徴」

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