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日経平均は27年ぶりの11連騰!歴史的な活況相場で資金流入が期待されるテーマ株とは?

今週の株式相場は、全般買い気の強い展開となった先週の流れを引き継ぎ、月曜日も買いが優勢。火曜日も堅調、水曜日は売り先行から持ち直し、木曜日、金曜日も好調に推移するなど、買い優勢の流れが続いています。

日経平均株価は、先週末の2万200円台から、月曜日に2万400円台、水曜日に2万500円台、木曜日に2万600円台に乗せ、連日の年初来高値更新を果たすなど、金曜日まで先々週から続く11連騰を記録しました。

日経平均株価チャート 2015年5月29日終値

日経平均株価チャート 2015年5月29日終値(クリックすると拡大します)

先週には、円安推移のもと、日経平均株価が大台2万円を奪回。年初来高値更新を果たすなど、金融政策イベントをこなしながら買い気を強めていたと思います。

月曜日は、先週末に米国でイエレンFRB議長が講演で「年内の金利引き上げを行うことが適切」との見方を示したことにより年内の利上げ観測によるドル高・円安推移を追い風に、東京株式市場でも買い優勢の展開。後場の地震発生による急落もこなすなど、日経平均株価は7連騰を記録しました。

欧米主要市場休場でも円安推移が支援材料となった火曜日も、株式市場は堅調。休場明けの米国株安では早期利上げへの警戒感からダウは190ドル安と約1ヵ月ぶりの下落率を記録し、明けて水曜日の東京市場も売りが先行したものの、寄り付き直後につけた2万363.21円が安値となり、その後は下げ渋って1ドル123円台と8年ぶりの円安推移を好感した買いで切り返す展開。日経平均株価は一時2万500円台を回復するなど、5日移動平均線を下値支持に15年ぶりの高値をつけて9連騰。

さらに半導体関連が物色された米国株が反発し、さらなる円安進行とともに木曜日も買い優勢の展開。日経平均株価は円相場が1ドル124円台に乗せてきたことで、一時2万655.33円まで上げ幅を拡大する場面もあり10連騰を記録。1988年2月以来の2000年の20,800円台も射程圏に入ってきました。

金曜日は米国株下落で売りが先行するも円安推移、押し目買い意欲の高まりもあり、日経平均株価の終値は11営業日連続での値上がりとなりました。日経平均株価の11連騰は1988年2月以来、27年ぶりの出来事になります。日経平均株価の年初来高値更新はならなかったものの、5月29日金曜日の終値は前日比11.69円高の2万563.15円と小幅続伸。終値ベースでは、2000年4月12日に記録した2万833.21円以来の高値水準を更新しました。出来高も膨らんでおり、金曜日の東証1部の出来高は32億9190万株と今年最高。東証1部の売買代金も3兆6663億円と今年2番目となる高水準を記録しています。

さて、日経平均株価が11連騰を記録するなど、歴史的な活況相場が到来していますが、さすがに短期過熱感も漂うところで、先行き関して思惑が交錯する局面ではないでしょうか。ひとまずは、今晩の外部要因の変化と月替わりとなる翌営業日の反応を見極めたいところです。

下値支持となっている日経平均株価の5日移動平均(2万487.68円)や、ボリンジャーバンド+1σ(2万340.02円)、上値ではボリンジャーバンド+2σ(2万706.10円)との位置関係もポイントとなるでしょう。

ただ、相場全体に買い疲れ感が出てきていることも事実で、直近ではIPO関連やマイナンバー制度関連がテーマ人気を帯びています。

緊急地震速報の流れた月曜日には地震関連、金曜日の鹿児島・口永良部島で噴火発生が確認された局面では防災関連の重松製作所、興研、ドーン、アビオニクス、川崎地質、明星電気、アジア航測、応用地質が賑わうなど、テーマ性に着目した物色も目立ってきています。ITbookなどにもマイナンバー関連の一角としてテーマ資金が流入する動きもあるなど、政府の成長戦略への思惑からマイナンバーなどのテーマ株を物色する動きが見られました。

そこで来週はテーマ株に注目してみてください。株価指数に短期調整が見られれば、相場変動から離れたテーマ株に資金流入が見込まれるところ。市況ニュースなどを手掛かりにテーマ株投資に取り組んでみるとよいでしょう。業種別の上昇、下落が確認できる「業種別株価指数騰落」は東証ホームページからでも確認できることから、テーマ株や業種間での「資金循環」を先回りで捉えていくこともできます。

来週は米国で雇用統計の発表が予定されているほか、ギリシャの債務問題などの外部要因の影響も受けやすい地合いですが、具体的な手掛かりのあるテーマ銘柄には、株価指数に短期調整が見られたとしても資金流入が見込まれるところ。良好な需給関係が続けば、押し目買いから日経平均株価は2000年4月12日に記録した2万833.21円などをターゲットにしてくる場面も見られるでしょう。ここは日経平均の下値、上値を確認しながらテーマ性のある銘柄を物色していくチャンスといえるかもしれません。指数が高値停滞する場面では、テーマ性を意識した循環物色が有効でしょう。

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