市場の流れを変えかねない事態が起きる気配
ファンドマネージャーが強いインデックスに勝つための必要条件は、インデックスの上昇に遅れず、相場の上昇を享受しつつ、インデックスが下落する局面をうまく避けることである。言い換えれば「神業」が求められるということ。
「神業」が求められるファンドマネージャーにとって、直近3ケ月、40%強の確率で史上最高値を更新し続けている相場に乗らないという選択肢はない。四の五の言わずに取り敢えず上昇相場に乗り遅れないように乗るだけ乗って、あとは下落局面を避ける可能性、自らの運の強さに賭けるというのが現実的な選択肢となる。
こうした状況でロケットスタートを切った2018年の株式市場だが、その陰では市場の流れを変えかねない事態が起きる気配も見え始めている。そうした気配を醸し出しているのは――
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『元ファンドマネージャー近藤駿介の現場感覚』(2018年1月15日号)、『近藤駿介~金融市場を通して見える世界』(2018年1月17日号)より一部抜粋、再構成
※記事タイトル、本文見出し、太字はMONEY VOICE編集部による
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