リアル店舗がないという欠点を補う広告戦略
ちなみにZOZOTOWNの取扱高のうち、どのくらいがスタートトゥデイの売り上げになっているかを計算すると、なんと30%弱が売り上げになっています。
簡単に言うと、ZOZOに出店したお店が1万円の服を売った場合、約3,000円がむしり取られているという計算になります。恐ろしいですね…。
ちなみにスタートトゥデイは、受託手数料率という名目で28%を取っていますが、Amazonは約15%程を取っているようです。Amazonとの競合が始まれば、少なくともAmazon並みになる可能性は高いですね。
しかし、個人的にはZOZOはWEARなどを使っており、広告戦略もうまいように思います。
インターネット店舗の悩みの種の1つに、試着ができないという事が上げられます。
しかし、自分と似た体系の芸能人がその服を着ていて、しかも服の組み合わせまで参考になる写真を上げてくれるのであれば、なんとなく、どうやって着こなしたらいいのかが分かります。
服屋さんのマネキンは、既に芸能人が代替しているのです。こういった圧倒的な広告ポジションを支配できていれば、不動産屋としての地位はゆるぎないものになりそうです。
Q2:その企業を理解しているか
理解しています。インターネット界の不動産王になりつつあります。
Q3:その企業の製品・サービスは20年後も陳腐化していないか
競合は増えている可能性はありますが、陳腐化している可能性は低いです。
ただの通販サイトであれば、今後もAmazonなどに負ける可能性は高いですが、芸能人などを使った広告戦略を基礎とするWEARなどの強みがあります。
また、何かと社長も話題になり、20年後もまだまだ活躍できそうです。
Q4:その企業はコングロマリットか
ファッション通販に特化しており、コングロマリットではありません。