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投資の利益は「我慢料」。マイナスに耐えた人にだけリターンがある=川畑明美

投資の利益は「我慢料」です。最近になって積立投資信託などをはじめた人でも、マイナスになっても続けるべきです。マイナスを耐えた人にリターンが入るのです。(『教育貧困にならないために』川畑明美)

プロフィール:川畑明美(かわばた あけみ)
ファイナンシャルプランナー。2人の子どもと夫婦の4人暮らし。子育てをしながらフルタイムで働く傍ら、投資信託の積立投資で2000万円の資産を構築。2013年にファイナンシャルプランナー資格を取得。雑誌を中心に執筆活動を行う一方、積立投資の選び方と積立設定までをマンツーマンで教える家計のコーチング・サービスを展開している。

投資に焦りは禁物!大事なのは「マイナスになっても続ける」こと

世界的な株安の原因は?

世界的に株価が下落しています。それでも、最近になって積立投資信託をはじめた人は、マイナスになっても続けてくださいね。

投資商品は、価格が上がったり・下がったり、変動することが利益に繋がります。ですので、せっかく安く買える時に積立を止めてしまっては、お金が増えません

なぜ、株価が下がっているのか?

ひとつだけの問題ではないのですが、懸念材料として「米中の貿易戦争」です。アメリカと中国の対立が激化していて、それが、日本やヨーロッパ等なも波及する可能性もあるのです。また、先週発表された各国の中央銀行の発表にも影響があります。

なぜ株価が下がるのか、ニュースを見るクセをつけましょう。

積立投資信託は、ほったらかしでも増えていきます。さらに、適度に利益確定をして、安くなっている資産を買い足すようにすると、リターンが変わります。

投資の利益は「我慢料」!?

適度な利益確定や安くなっている資産を買い足すなんて、知識がある人でないと、できないのでは?

そう思っている方もいますが、自分でニュースを見て、実践していくことで徐々に慣れていきます。

特に投資信託は、100円だけ売却などもできるので、気軽にチャレンジしてください。

難しいことを言いましたが、一番大事なのは、「マイナスになっても続けること」なんです。

投資の利益は「我慢料」なので、マイナスを耐えた人に、リターンが入るのです!

そうして、積立投資信託を続けて、2,000万円くらい貯められるといいですね。

普通に年金を納めている方でしたら、2,000万円くらいの投資信託の利益で、年金の不足額が補えます

預貯金では、お金が長持ちしないです。運用することが大事です。

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教育貧困にならないために』(2018年6月20日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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