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泡沫候補に支持率で迫られる本命ヒラリー。風向きが変わってきた米大統領選

2016年11月に行われる米大統領選挙。大本命と言われるのが第42代アメリカ合衆国大統領、ビル・クリントン氏の妻で元国務長官のヒラリークリントン候補です。しかし、どうもその様相が変わってきたと語るのが「本格株式講座 世界情勢最新分析報告書」を配信する子貢さん。米大統領選は米国の株価や為替だけでなく世界、もちろん日本にも大きな影響を及ぼしますので要チェックです。

民主党はヒラリー候補で一本化できるのか

来年の大統領選挙に向けて、与野党共に候補間の鍔迫り合いが始まっていますが、意外と困り物なのがオバマ現政権の与党民主党で、ヒラリー候補(元国務長官)の独走との予測が覆りつつあります。

この人物、女性に嫌われているうえに、個人として金満家なのに低所得者層の理解を得ようとしていますから、発言に説得力がありません。

対抗馬としては、ヒラリー候補と距離を置いて過激な発言をするほど、有権者の受けが良くなりますから、泡沫候補が何時の間にか支持率でヒラリー候補を視野に入れる展開となっています。

大統領選挙は、候補の一本化の過程で揉めた方が負ける傾向にあります。

オバマ大統領が改選の2年近く前に出馬表明したのも、その時点で全米金融資本と袂を分かっていたから、動き出す前に有力候補を担ぎ出すのを封じる狙いがあったものと考えられます。

現職大統領が2年前に出馬表明すれば、誰も準備出来ていませんし、敢えて対抗馬として名乗り出る大義名分もありませんから、オバマ氏は民主党の予備選挙を不戦勝したことになります。

これに対し、ヒラリー候補は決着をつけるのに時間を要すれば要する程、その政治的手腕に疑問符が付きますから、ここからは損するばかりの展開が予想されます。

対する政権野党共和党は、過去最多の立候補者を擁するうえ、移民問題で過激な言動を厭わない候補(トランプ氏)が支持を得ていますから、こちらも先が読めず、現段階において全米有権者はいずれに投票するかも見通しが立たない状況に置かれています。

加えてオバマ大統領が政治的死に体であることは言わずもがな、それは仕方ないとしても、政治的空白は経済に動揺をもたらします。

本格株式講座 世界情勢最新分析報告書』(2015年8月23日号)より一部抜粋
※太字はマネーボイス編集部による

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