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少子高齢化で日本は生涯現役「強制」社会へ、死ぬまで働く私達が幸せになる唯一の方法は?=鈴木傾城

生涯現役「強制」社会になっても困らない人とは

1億円の限界を突破できるのは、そのほとんどが「好きなことを仕事にして成功している人たち」である。

では、仮に好きなことをして食べていけるものの1億円突破は難しいと分かったら、彼らは好きな仕事をやめるだろうか。

いや、やめるわけがない。好きだからやめたくないと考える。

「やりたいことをやってるのだから、もっとやらせてくれ」と思って仕事をする。つまり、好きな仕事に就いていれば、生涯現役社会になろうがなるまいが、アーリーリタイアができるようになろうがなるまいが、まったく関係がなくなる。

つまり、生涯現役「強制」社会になっても困らない人が世の中には存在する。それは「自分の好きなことを仕事にしている人」である。「自分の好きなことを仕事にしている人」は言われなくても生涯現役を望むし、自らそうする。

そして、好きなことに打ち込んでいるうちに成功したら、アーリーリタイアしたくなくてもアーリーリタイアできる資産が入ってきたりする。それを目標にしなくても、普通は好きなことに打ち込んで生きられるだけでも幸せなことなのだ。

好きでもない仕事で食べていける時代は終わった…

日本人の大多数は「死ぬ直前までこの仕事に打ち込んでいたい」とか「仕事が好きで好きで仕方がなくて、月曜日の朝が待ち遠しい」とか思っていない。

今までは企業が終身雇用で最後まで面倒を見てくれたから「好きでもない仕事でも我慢したら最後は報われた」のだ。

しかし、もう好きでもない仕事を最後まで我慢しようと思っても、途中で放り出される可能性は高い。

Next: どうせ死ぬまで働かされるのであれば、好きな仕事をするのが合理的な生き方

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