fbpx

子ども1人にかかる教育費はどれくらい?時代によって変わるトレンドと変わらぬ親心=牧野寿和

1人あたり少なくとも1,000万円

ところで、1人の子どもにかかる教育費はいくらくらいでしょう?

もちろん、子どもの進学状況によっても変わってきます。

ただ、一度に多額の支出になるのは大学受験から入学までですが、その子の生涯にかかる費用は、私の業務経験から、少なくても1,000万円くらいはかかるようです。

いくらデフレの時代といえども、学習塾や進学塾の月謝はコンスタントに値上がりしているところが多くなっています。今後も教育費が下がっていくことは、当分の間、考えられないでしょう。

教育を受けさせて親に残るものは

年老いた親を子どもが面倒を見る時代は、すでに終焉を迎えていると思います。

私自身も、子どもに面倒を見てもらうつもりはありません。子どもが描く人生を歩めば良いと思っています。

つまり、親が子どもに教育を受けさせるのは、子どもが将来したいことの手助けをすることも含まれていますが、手助けに親の強権的な意見は不要です。

親は、ただお金を捻出するだけ?

子ども自身が思い通りの人生を歩めれば、一番喜ぶのは、子ども自身でしょう。次は子どもの配偶者。そして次に、陰ながら見守ってきた両親です。

このために、親は子どもに教育費を捻出する。とは、言い過ぎでしょうか。

教育費は見返りを期待しない餞別

教育費は、子どもに悔いのない人生を送らせるための餞別です。

親の用意できる金額に上限があっても、それを理解できる子どもを育てるのも、親の役割でしょう。

【関連】レオパレス、施工不良でぎりぎり成り立つずさん経営。大家さんはどうすれば救われるのか?=姫野秀喜

【関連】海外メディアも「日本の統計は40%フェイク」と報道、日銀の対応次第で日本経済は崩壊へ=今市太郎

【関連】2019年はアジアの均衡が崩れる年。消費増税に揺れる日本は生き残れるのか?=俣野成敏

1 2

【人生の添乗員(R)】からのワンポイントメッセージ』(2019年2月6日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

無料メルマガ好評配信中

【人生の添乗員(R)】からのワンポイントメッセージ

[無料 週刊]
ご自身の描いた老後の生活を実現するために、 40代から、退職・完全リタイアをするまでに、 やっておくべきことがあります。 そんなことはわかっているよ!! でも、行動に移せないんだよね…… 実は、何から始めようか迷っているんだよ!? そもそも、何をしたらいいのかわからないんだよね??? そんな方のために、同年代の私、 「人生の添乗員(R)」が、 ファイナンシャルプランナーとして13年の実績と、 自身の人生経験から、 40代から、退職・完全にリタイアをするまでにすべき、 「貯蓄」と「節約」について、 毎週、1テーマずつお伝えします

いま読まれてます

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらXでMONEY VOICEをフォロー