アベノミクス7年目、株式市場は昨年がピークとなるか?
さて、そろそろ新年度です。アベノミクスと言われて早や7年目。金利は下限に張り付くどころかマイナスになり、株式市場も随分と上昇しました。
株式市場は昨年がピークとなるのか?または新たな政策により再上昇を始めるのかは分かりませんが、以前から書いている通り、リスクに見合うリターンが得られる市場にならなければ何時まで経っても割安市場のままであり、参加者が限られた大型博打市場に留まるのだと思います。
政府と日銀はタッグを組んでインフレを起こそうとしているものの、不動産や株式市場の値上がりを除いてあまり進展が無いこと、そしてここにきて世界的に金利が上がり辛くなっていることの2点を心に留め置き、新しい年度の投資に向いたいと思います。
個人的にはまだピークを打った感触が得られないため、3月のポジションは高配当や好優待銘柄で(成長も見込める?)割安と考える銘柄は保有したままになりそうです。
とはいえ、上がるとしても「東証1部時価総額700兆円」辺りが限界と考えており、つまりTOPIXで1,800台半ば、日経平均では2万4,000円台の後半…辺りが取りあえず上限の目処かなと考えています。
image by:Evan El-Amin / Shutterstock.com
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『億の近道』(2019年3月15日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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