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LOHACO事業をめぐるヤフーとアスクルの対立は、成長性への認識違いが原因だった?=シバタナオキ

LOHACOの強みとは

LOHACOというのはいわゆる日用品eコマースのサービスで、アスクルとヤフーが共同で開発運営しています。

日用品ECには色々なサービスがありますが、LOHACOで最も特徴的なのは、メーカーと独自商品を開発して販売している点です。

出典:同上

出典:同上

独自商品の売上比率はどんどん増えており、来期は今期の倍増を計画しているほどです。

LOHACO事業の売上・成長率

続いてLOHACO事業のセグメント別の決算を見てみましょう。

出典:同上

出典:同上

2019年5月期の1年間で、売上が513億円でYoY+23.1%、営業利益が△86億円となっています。

アスクル全体で見ると、売上がYoY +7.5%しか成長していませんので、LOHACO事業が最も成長率が高い事業だとなりいうことになります。

一方で、営業利益という点では、BtoB事業で稼いでいる147億円の営業利益の半分以上を、LOHACO事業で食いつぶしていることにもなりますので、赤字の大きさという点でも最も大きな事業になっています。

この数字だけを見ると、アスクルがこれまで主張してきた、ヤフーがLOHACO事業を強奪しようとしていると言う意見ももっともにも見えますし、私も最初はそう思っていたのですが、新たに出てきた数字を詳しく見てみると、そうでない可能性もありますので、ここでは2つの仮説を提示してみたいと思います。

Next: ヤフーは本当にLOHACOをアスクルから強奪しようとしたのか?

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