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上昇銘柄を毎日メモするだけ…資金が集まる銘柄を効率よく見つけるコツとは?=山田健彦

投資家の資金が集中している銘柄を見極めて投資する

マークすべき銘柄が決まったら、チャートを長期月足、中期週足、短期日足の順に確認して「底値からの反発局面」、「上昇トレンド」、「下落トレンド」からの一時的な反発」等のチャートの局面を判断して投資候補とするかどうか決めます。

このような作業を少し続けていくと、「あれ、この銘柄は前にもノートに出てきたな」という銘柄が少なからず出てきます。そのような銘柄に投資家の資金が集中しているのです。このようなものにチャートの形状で買いサインが出ているか、を確認して投資します。

チャートの形状での買いサインとは、例えば株価が5日移動平均線に沿って緩やかな上昇スロープを描き上昇し続けている、上昇している25(75)日移動平均線に下降している株価が上からぶつかり、そこから株価は反転上昇に転じた、株価が上昇している25(5)日移動平均線を勢い良く下から上に突き抜けた、等々です。

チャート上の買いサインと株価上昇の理由(これは日々確認していく項目)が明日以降も株価は引き続き上昇する期待が持てそうなもの、何回も「売買代金上位銘柄」に顔を出している、などは買い判断の強力な補強材料となります。

無論、投資判断に絶対大丈夫という事はないので、そこは注意して、「ちょっと変だな~」、「なんか、気が進まないな~」と思ったら様子見に徹する判断も必要です。

注意点ですが、新興市場銘柄で株価が千円割れ、つまり100株で10万円しないものは手を付けない方が無難です。

このような銘柄は超短期投資家層が好み、株価のブレが激しく、特に日中に株価のチェックをする余裕がない方にはお勧めできません。

その他、時間に余裕があれば「Kabutan」の『【明日の好悪材料】を開示情報でチェック!』はチェックしておきます。日々午後8時くらいには更新されます。このような好(悪)材料も日々、確認しておきます。

このような作業を毎日、続けていってください。市場参加者が、どのような銘柄に興味を持って資金を投じているかが分かります。我々もその流れに乗っていくのです。

(注)上記は筆者がある程度の確信を持って実践している作戦ですが、これが絶対で他の方法は全て間違っている、というつもりはありません。事実、筆者はこの方法で損を出して撤退した事もあります。またこの作戦は市場の変化に応じて少しずつ修正していっています。読者の方々のご参考となれば幸いです。

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image by : tomertu / Shutterstock.com

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資産1億円への道』(2019年10月8日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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資産が1億円あるとゆとりある生活が可能と言われていますが、その1億円を目指す方法を株式投資を中心に考えていきます。株式投資以外の不動産投資や発行者が参加したセミナー等で有益な情報と思われるものを随時レポートしていきます。

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