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上場来高値を更新し続けるNY市場…それに比べて、日本株のブレが大きいのはなぜか?=馬渕治好

理解の種~世界経済・市場の用語などの解説

<建設許可件数>

米国の建設許可件数とは、住宅を建てる前に、申請を行なって地方自治体の建設許可を得ることが必要な場合がありますが、その許可が得られた件数を集計した統計です。住宅着工件数と、同時に公表されます。

この建設許可件数は、景気動向に最も先んじて動くと考えられていますが、それは「建設許可を受ける→住宅を建て始める(住宅着工)→建築が進むにつれて、建設資材の購入や建築作業員への賃金の支払いが行なわれていく」という順で、事態が進んでいくからです。

メルマガ内の「過ぎし花」で述べたように、12月の住宅着工件数は、前月比で16.9%も増加しました。しかしその背景には、12月が好天であったため、建築業者が作業の着手を進めた、という要因が大きかったとの指摘があります。

加えて、12月の建築着工許可件数は、前月比で3.9%減りました。その動きが時差を伴っていずれ住宅着工に影響してくると考えられるため、今回の住宅着工件数の急増は一時的なもので、今後大きく反落する、と見込むべきでしょう。

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※本記事は有料メルマガ『馬渕治好の週刊「世界経済・市場花だより」』2020年1月19日号の一部抜粋です。毎週いち早く馬渕氏の解説をご覧いただくには、今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。本記事で割愛した項目もすぐ読めます。

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馬渕治好の週刊「世界経済・市場花だより」』(2020年1月19日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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