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米国株見通し:アジア株安が波及、米株はいったん調整も

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(18時50分現在)
S&P500先物       3310.12(-14.62)
ナスダック100先物  9123.25(-51.00)


グローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は91ドル安で推移している。欧州株や時間外取引のNY原油先物も弱含んでおり、3連休明けとなる21日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


前週はダウなど主要指数の最高値更新が続き、強気相場が鮮明になった。また、ハイテク企業の時価総額の拡大も目立った。半面、高値警戒感から調整の見方も出ていた。本日は中国で新型コロナウィルスの感染拡大による影響が懸念され、中国や香港の株価急落がアジア株安を主導。欧米株式市場にもそうした弱気なムードが伝わり、売りが出やすいだろう。


今晩は幅広い売りが見込まれ、主要指数は軟調地合いが予想される。ただ、この後のトランプ米大統領の演説で対イラン政策などに言及され、地政学リスクへの警戒が弱まれば下げは小幅にとどまり、調整は抑制される可能性があろう。



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