絶好調な既存セグメント
簡単に既存セグメントも見ておきましょう。
ラクスルの印刷事業セグメントになりますが、売上そして売上総利益、共に右肩上がりで大きくなっており、安定成長が実現できていると言えるでしょう。
さらに売上総利益率も、20%~25%の間と、非常に高い水準を維持しています。
第二の事業であるハコベルも、売上が四半期あたり5.6億円まで来ました。
売上総利益率が若干小さいのが気になりますが、トップラインが前年同期比で2倍以上に伸びているというのは、大きな進捗だと言えるのではないでしょうか。
TV CMサービスの概要
さて、今日のメインテーマであるTV CMサービスを、詳しく見ていきましょう。
モデルとしてはこの頭にある通りですがテレビ CM を発注したい会社がラクスルを通じて制作会社に発注することでテレビ CM が放送できるという内容になっています。
事例としては、この左側にあるような地場の中小企業であったり、右側にあるようなスタートアップなどの新規事業が、想定している利用ユーザーになっています。
今日の記事では、このTV CMサービスがどの程度伸びているのか、そしてなぜ伸びているのかというのを、決算から読み取れる範囲で書いてみたいと思います。
この記事はメディアビジネスを担当されている方、中小企業向けのサービスを提供されている方、マーケットプレイス型のビジネスに関心がある方、TV CMに携わっている方に、参考になる内容となっています。
TV CMサービスの躍進
伸びる理由#1: 小ロット・低コスト化
伸びる理由#2: 既存顧客へのアップセルが実現できている
伸びる理由#3: リーズナブルなテイククレート
まとめ
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※本記事は有料メルマガ『決算が読めるようになるノート』2020年1月23日号の抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。
image by : ラクスル株式会社
『決算が読めるようになるノート』 2020年1月23日号『Q. ラクスルのTV CMサービスが伸びる3つの理由とは?』より抜粋
※記事タイトル・本文見出しはMONEY VOICE編集部による
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アメリカ・日本のネット企業(上場企業)を中心に、決算情報から読みとれることを書きます。経営者の方はもちろん、出世したいサラリーマンの方、就職活動・転職活動中の方にも役立つ内容です。