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米政策金利は年末までに1ポイント低下の可能性も

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 26日のニューヨーク市場では、米国で新たな新型肺炎の感染ケースが確認されたことから、ドルの上値は重くなった。NYダウは一時461ドル高まで戻したが、取引終了前に190ドル安まで反落。外為市場ではポジション調整的なドル売りが観測された。米国債券市場では、3月利下げの思惑が広がっており、2年債利回りは一時1.133%近辺まで低下した。

 市場関係者の間からは「3月利下げの確率は前日からやや上昇しており、債券市場は年内2回程度の利下げを想定しつつある」との声が聞かれている。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によって、市場ベースの米政策金利見通しは引き下げられており、米国内での感染拡大が確認された場合、政策金利は年末までに1ポイント程度(0.50%-0.75%)引き下げられてもおかしくないとの見方も出ているようだ。
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