景気の悪化もこれから。国や日銀の見解と実態は大きく乖離
1~3月の景気は消費増税による消費減退に上乗せする形で、さらに全国的な悪化が予想されます。
まるで絵にかいたように3月いっぱいでこのウイルス騒動が収束するなら結構ですが、今のままでは、4月以降も継続することはほぼ間違いない状況です。
この間、高齢者を放置することにより、感染がどこまで拡大するのかも非常に大きな問題になってきそうな状況です。
21世紀の社会が求める安心安全国家がこんなものであるとは、ほとんどの国民が考えていなかったと思いますが、この新型肺炎騒動ですべての歪んだ状況が詳らかになった感があります。
米株に比べますと、日本株はPKO軍団が強固なのかあまり大きな下げにはなっていませんが、実態経済の悪化を考えれば足元のレベルで収まるとは到底思えない状況です。
リアルな社会も相当変な状況ですが、金融市場を通してみる相場もどうも相当に歪んでおり、正しい実態を示していない気がしてなりません。
パンデミック相場というのは市場のプロであれ個人であれ、誰も経験をしたことのないものですから、ここからの動きを正確に予測できるものはいないのが実情です。
よくわからないと思ったら無理せずに、いったん相場からはずれて冷静に見てみるということが必要な時間帯に入ってきていることを強く感じる今週の相場です。
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- 新型肺炎で子どもだけを大事にする安倍首相~高齢者を見捨てるのはまさかの年金、医療費削減のための人口構成変革戦略か?(3/5)
- 相場暴落で市場が求めるFRBの利下げ~ただ緩和でウイルスが防げるわけではない点は厳重注意(3/4)
- 最近音沙汰なかった北朝鮮のここからの動きに厳重注意(3/3)
- WHOがパンデミックを敬虔に宣言しない極めて歪んだ理由とは(3/2)
- 安倍政権のクローニーキャピタリズムの結果国民は何も信用できない事態に(3/1)
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『今市太郎の戦略的FX投資』(2020年3月5日号)より抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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