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小僧寿し、株価急騰。ドラえもん寿し・幽霊寿しを懐かしむファン再来店で業績回復なるか

経営再建中の「小僧寿し<9973>」がにわかに注目を集めている。なんと1週間で株価は2倍以上に膨れ上がり、きょう6月29日の終値は前営業日比+45%の87円となった。

小僧寿し<9973> 日足(SBI証券提供)

小僧寿し<9973> 日足(SBI証券提供)

小僧寿しに何が起きたのか。ロイターは今月初めの6月4日、コロナ禍でお寿司の「持ち帰り」需要が増加したことで同社の業績が好調であることを伝えていた。

5月の持ち帰り寿司事業(小僧寿し・茶月)の既存店売上高(速報値)が前年比41.7%増になったと発表した。1月からの上期累計も10.4%増となった。

デリバリー事業も5月の既存店売上高は43.9%増、上期累計は24.6%増と好調だった。

出典:小僧寿し、5月の持ち帰り事業売上高は41.7%増 外出自粛で – ロイター(2020年6月4日配信)

株価が100円よりも低い銘柄を「超低位株」と言うが、中には業績や財務状態が悪く倒産リスクの高い企業も少なくない。それだけに株価が急騰した場合には得られる利益が大きく、また株価が低いことで少ない資金でも購入できるため、低位株を好んで買う投資家も多く存在している。

小僧寿しはまさにこの「超低位株」に属するが、日経平均がまたずるずると下がってきたこのタイミングで、少ない資金で大きく利益を出したいという投資家の思惑が一気に集中したと考えられる。当たれば大きいが、当然、リスクも同じように大きい。その他、バイオ関連の低位株もにわかに注目されているが、くれぐれもリスク管理には十分に注意していただきたい。

きょうの日経平均株価終値は前営業日比517円安(−2.30%)の2万1,995円となり、約半月ぶりに2万2,000円を割り込んだ。コロナ感染再拡大の懸念が広がっていることもその要因だろう。

日経平均株価 日足(SBI証券提供)

日経平均株価 日足(SBI証券提供)

株価急騰からツイッターのトレンドキーワードに突如「小僧寿し」が浮上したことで、投資家以外のユーザーは「なぜ?」と疑問に思ったことだろう。ネット上では株価とは関係のない「小僧寿しの思い出」が多く寄せられ、はからずも昔からのファンが未だに多くいることがわかっている。「ドラえもん寿し」や「幽霊寿し」などを懐かしむ声とともに、今回のトレンドワード入りで小僧寿しの存在を思い出した消費者も少なくなさそうだ。

業績好調のニュースからだいぶ遅れての株価急騰となり投資家たちの思惑が垣間見えるが、今回の件を契機に業績・人気ともにV字回復を成し遂げるかもしれない。小僧寿しの今後に注目が集まりそうだ。

ツイッターの反応

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Source:ロイター
Image by:多摩に暇人 at Wikimedia Commons [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

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