資産を守るだけの富裕層はつまらない
その理由は、現金はほぼ事業に再投資しているからです。そのため資産のほとんどは株や不動産で、「貯金を取り崩しながら悠々自適」というイメージとはかけ離れています(だから「金融資産の額」などといった統計からも浮かび上がってきません)。
ソフトバンクの孫正義氏やファーストリテイリングの柳井正氏を見れば明らかなように、彼らにとって事業とは生き甲斐でもあるのでしょう。
やっぱり資産を守るだけの人よりも、知恵を絞ってビジネスを推進している人の教えのほうが、同じく現役世代の私たちには学びが多いと思います。
そういう理由もあるし、私が親交がある富裕層もほぼ現役ビジネスパーソンであるという理由もあり、このように設定しています。
なので、今後、私のそういう書籍やコラムを読む機会がありましたら、「ああ、こういう人を前提にしているのね」と想定していただければと思います。
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- 富裕層とは何か?(8/3)
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『午堂登紀雄のフリー・キャピタリスト入門』(2020年8月3日号)より一部抜粋、再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による
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