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10月22日のNY為替概況

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 22日のニューヨーク外為市場でドル・円は104円56銭から104円89銭まで上昇して引けた。

米先週分新規失業保険申請件数が増加予想に減少したほか、9月中古住宅販売件数が14年ぶり高水準となる良好な経済指標に加えて、追加経済対策を巡り民主党のペロシ下院議長が楽観的な見通しを示したことで見通しがさらに改善し、米債利回り上昇に伴うドル買いが強まった。その後、クドロー国家経済会議(NEC)委員長が、「大きな政策相違が解決される可能性は低い」と慎重な考えを示すと伸び悩んだ。


ユーロ・ドルは1.1812ドルまで下落後、1.1837ドルへ強含むも戻り鈍く引けた。ユーロ圏の10月消費者信頼感指数速報値が予想以上に悪化し5月来の低水準となったことが嫌気されユーロ売りが優勢となった。

ユーロ・円は123円65銭まで下落後、124円09銭まで上昇。
  

ポンド・ドルは1.3119ドルまで強含んだのち1.3071ドルまで下落。

  
ドル・スイスは0.9062フランから0.9077フランの狭いレンジでもみ合った。
   

 [経済指標]
・米・先週分新規失業保険申請件数:78.7万件(予想:87.0万件、前回:84.2万件←89.8万件)
・米・失業保険継続受給者数:837.3万人(予想:962.5万人、前回:939.7万人←1001.8万人)
・米・9月中古住宅販売件数:654万件(予想:630万件、8月:598万件←600万件)
・米・9月景気先行指数:前月比+0.7%(予想:+0.6%、8月:+1.4%←+1.2%)
・ユーロ圏・10月消費者信頼感指数速報値:-15.5 (予想:-15.0、9月:-13.9)

 
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