<詐欺師の特徴その4:一部の有利な事実ばかり、強烈に主張する>
いくら詐欺師でも、嘘でないことは実際にやっています。詐欺師はこれを利用するのです。
とりあえず、何か、社会貢献みたいなことをやったとします。そうしたら、その事実を極限まで利用して、「他も同じように実態があります」という話の持って行き方をします。・
ロジカルに考える人は受け入れませんが、「私が1,000万円を寄付したのは、事実だと証明されていますよね。同じように、1億円をほかにも寄付したのは、すべて事実です」というような話し方をします。
僕にはまったく響かないのですが、信じる人がいるのが残念ですね。
<詐欺師の特徴その5:自分に不利な部分は徹底的に隠し、削除記録を残さない>
自分に不都合なことがばれたら、ツイートでもYouTubeでもしれっと消します。そして、「訂正しました」「削除しました」とは言いません。
ただし、魚拓(スクリーンショット)を取られるようになってきたので、最近では逆効果の部分が目立つようになっていますね。お祭り状態となる原因となっています。
それから、YouTubeで登録者数を隠している人物もかなり怪しいですね。設定により、チャンネル登録者数を非表示にすることはできるのですが、理由はシンプルで、登録者が激しく少ないからです。
一方、再生回数は消せないので、どうしても公開されてしまうのですが、仲間同士で、人為的に再生回数を増やすことをやっている人たちもいます。あるいは、自分で大量のアカウントを作ることだってあります。
都合の良いツイッターのフォロワー数だけ自慢して、数が少ないYouTubeは隠すというアカウントがありますが、まぁ、僕からしたら付き合うに値しないものです。
ツイッターのフォロワーも、適当に作られたアカウントを使えば簡単に増やせますからね。
<詐欺師の特徴その6:自分が不利になると激昂。感情での揺さぶりを仕掛ける>
僕自身、記憶に残っているのは、アントニオ猪木さんです。猪木さんが詐欺師とは言いませんが、かつて記者会見で、突然、怒鳴りだしたのは、典型的な、あれな戦術かなと。
激昂したり、泣いたり、あるいは、突然、人情話(「僕は死んでも嘘はつけない人間です」
と言った詐欺師もいました)をするのも、詐欺師の特徴のひとつです。
<詐欺師の特徴その7:被害者意識を装う>
「アンチから攻撃にあっている」とか、しまいには「国家から狙われている」など、荒唐無稽な被害者話を持ち出すのも特徴です。
オウム真理教もそうでしたね。国家から迫害されている、みたいな言説を繰り返していました。
<詐欺師の特徴その8:意味ないところで弁護士を使う>
弁護士が書いた書面だからと言って、事実が書かれている証明ではありません。
あくまで、依頼者が言ったことが真実だという前提で意見書など作成できますし、後で嘘がばれても弁護士は免責されますので、喜んでこのような仕事を受ける弁護士がいるわけです。
ところが、法律に詳しくない一般の人は、弁護士からお手紙が来ただけで、震えあがってしまいがちです。
「名誉棄損で訴訟を起こす」と脅かして来ることはありますが、実際にはほとんど行動はしないものです。なぜなら、本当に裁判になったら、自身の悪事が洗いざらい明るみになってしまいますから。ですから、ほとんどが、単なる脅迫、の意味合いでしかないのです。
一方、返金請求とか、本気で闘いたいということであれば、単独ではなく、同じような元会員とかで仲間を組んで共同訴訟にした方がよいでしょう。詐欺師にとっては痛手となる場合が多く、有利です。