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子どもの自主性と健全な金銭感覚を育む「2つの貯金箱」の劇的効果=遠藤功二

アドバイスをして、判断は任せる

このようなことを申し上げると、「自主性が大事とは言っても、自由放任主義にして、家に引きこもって1日中、中毒的にゲームばかりしているのも容認しなければならないの?」と、不安に思われている親御様も多いことでしょう。

それは容認する必要はありません。

虎の子の退職金1,000万円で購入したトルコリラを無金利のまま、証券会社の預かり金で置いたままにするという判断をしている人がいたら、我慢せずに助言したほうが良いのと同じです。

子どもに任せるとは言っても、アドバイスは必要です。最低限のアドバイスはしますが、判断は任せるということが大切です。

子どもの特性を見極め的確なアドバイスをする

お金の使い道以外に子どもに任せられる事柄は、案外限られています。

「学校に行くの、行かないの?」といちいち聞かなくても、子どもは学校に行かなければならないことは知っています。答えが本当はわかっているのに、子どもを煽っても仕方がありません。

「宿題をするの、しないの?」「いつするの?」という質問も、「すぐにやったほうが良い」という答えは見えています。

真夜中までゲームばかりやっていて宿題をしないで、翌日は寝不足で頭がぼーっとしたまま学校に行かせる、ということを容認していたら、子どもの将来が明るいはずがありません。

任せる覚悟がないのに、判断を委ねても意味がありません。

宿題をするかしないかは、子どもに質問する必要はありません。やらなければいけないのです。

利口な子は選択を迫れば、親が求める利口な選択をします。一方で、自由放任にすることで、とことん道を外れる子もいるでしょう。

子どもの特性に合わせて、任せてよいことと、いけないことがあります。実は自主性を伸ばす教育はとても難しいのです。

Next: お金の使い方は「自主性を育む」よい教材になる

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