お金の使い方は「自主性を育む」よい教材になる
この点で、お金の教育は子どもに自主的に判断を任せるのに、丁度よい重要度になります。
自分で家事のお手伝いをするなどして稼いだお金であれば、大人が誘導しなくても、子どもは段々と合理的な道を選んでいきます。
何も自分で決められなかった子が、自ら決められるようになります。仮に多少お金の使い方を失敗しても、子どものうちであれば大したことにはなりません。
「結局うちの子は、利口だから親の言うことを何でも素直に聞いてくれるけど、自主性という意味では心許ないかも」と思われている親御さんは、「使う貯金箱のお金の使い道」だけ、放任してみたらいかがでしょうか。
お子様の意外な自主性を見られるかもしれません。
image by:Alena Stalmashonak / Shutterstock.com
『億の近道』(2020年11月4日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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