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NY債券:米長期債相場は反落、追加経済対策成立への期待持続

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4日の米国長期債相場は反落。米労働省が発表した11月雇用統計では、失業率が6.7%に低下したものの、非農業部門雇用者数は前月比+24.5万人にとどまり、10月実績の同比+61万人との比較で雇用の伸びは大幅に鈍化した。雇用統計発表後に10年債利回りは0.898%近辺まで低下したが、米民主党のペロシ下院議長が、新型コロナウイルス経済対策法案を巡る協議に弾みがついているとの見方を伝えたことや、包括的歳出法案と景気対策の統合が検討されているとの報道を受けて長期金利は反転し、一時0.984%近辺まで上昇した。報道によると、上下両院の民主・共和両党の議員らは12月第2週までの議会通過を目指しているようだ。

イールドカーブは、フラットニング気配。2年−10年は+82.20bp近辺、2年−30年は+158.90bp近辺で引けた。2年債利回りは0.15%(前日比:0bp)、10年債利回りは0.97%(同比:+6bp)、20年債利回りは1.53%(同比+8bp)、30年債利回りは、1.74%(同比:+8bp)で取引を終えた。

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