あまり報道されないけど頭に入れておくべきGoogle関連「6つの指標」=シバタナオキ

Google親会社「Alphabet」の2017年4月~6月期の決算が発表されました。業界のトレンドとなるものが多く含まれており、頭に入れて損はない決算です。(『決算が読めるようになるノート』シバタナオキ)

※本記事は有料メルマガ『決算が読めるようになるノート』2017年8月8日号の抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:シバタ ナオキ
SearchMan共同創業者。東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻 博士課程修了(工学博士)。元・楽天株式会社執行役員(当時最年少)、元・東京大学工学系研究科助教、元・スタンフォード大学客員研究員。

GoogleはいかにAIを活用し、ユーザー数を増やしているのか?

数字をそのまま暗記しても損はない決算

Googleの親会社であるAlphabet Inc.の2017年4月~6月期の決算が発表されました。

売上は$26B(約2兆6,000億円)YoY(前年同期比)+21%と、非常に大きく成長した決算でした。営業利益は$4.1B(約4,100億円)と、前年同期の$6B(約6,000億円)から比べると減少しているようにも見えますが、ここは一時的な費用が発生しているためです。

EUにおいて、Googleはeコマース関連の独占禁止法違反の疑いで、約$2.7B(約2,700億円)の罰金を支払うことになりました(ヨーロッパにおけるこの独占禁止法問題に関しては、また機会があれば取り上げたいと思います)。Microsoftも以前、同じように非常に苦戦したことがあり、Googleもこれからもっと苦戦する可能性が出てくると思います。

Googleの決算は、あまり詳細なセグメント情報が開示されない決算ではありますが、そんな中でも決算説明会におけるGoogleのCEO・Sundar Pichai氏のコメントから、主要な数字を抜粋してみました。

これらは各業界におけるとても重要な数字だと思いますし、数字をそのまま覚えておいても決して損は無いと思いますので、ぜひ頭に入れてみてください。

Googleの最近のテーマは、AI(人工知能)に尽きます。Googleがいかに人工知能を活用してサービスを改善し、ユーザー数を増やしているのか、という点に注目して頂ければと思います。

#1 Google Assistant(音声入力)は既に●●億以上のデバイスで利用可能に。利用者数は前年同期比 +●●%

はじめに、音声入力のGoogleアシスタントに関してです。

We are seeing this in the way people interact with the Google Assistant, which is already now available on more than 100 million devices since launching last year, and there’s more to come since we released an Assistant SDK that will enable a wide range of new hardware devices which will include the Google Assistant.

Googleアシスタントが利用できるデバイスはすでに1億台以上になっており、Googleアシスタントを利用するためのSDKをアプリ開発者に開放してからというもの、そのスピードが加速しているとの期待があります。

またBusiness Insiderによる調査では、GoogleのAlloという音声アシスタントアプリが、他の音声アシスタントデバイスやサービスに比べてYoY+43%と、非常に高い成長率を見せていることがよく分かります。

Next: 写真を保存するだけじゃない。Google Photoのすごい機能と利用者数

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