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日経平均は155円安でスタート、トヨタやANAなどが下落

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26559.33;-155.09
TOPIX;1774.43;-14.62

[寄り付き概況]

 22日の日経平均は155.09円安の26559.33円と3日続落して取引を開始した。前日21日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は37.40ドル高の30216.45ドル、ナスダックは13.12ポイント安の12742.52ポイントで取引を終了した。英国で拡大している新型コロナウイルス変異種の感染性が高いことが明らかになり、警戒感から寄り付き後大きく下落した。その後、安値からはファイザーに続き、米食品医薬品局(FDA)の承認を受けたモデルナのワクチン接種が開始されたことや、議会が追加経済対策で合意にいたったことを好感した買いに支えられ、引けにかけてダウは上昇に転じた。

 米国株式相場を受けた今日の東京株式市場は売りが先行した。国内で新型コロナ感染拡大に歯止めがかからず、小池東京都知事が年末年始のステイホームを呼び掛け、海外では英国で確認されたコロナ変異種の感染拡大でロックダウンや渡航禁止措置が始まるなど、内外で足元経済への悪影響が懸念されたことに加え、原油先物相場の下落なども株価の重しとなった。一方、ワクチン普及による経済活動正常化や米追加経済対策への期待感が株価支援要因となったが、寄り付き段階では売りが優勢だった。今日は、ウェルスナビ<7342>、Kaizen Platform<4170>、ヤプリ<4168>がマザーズに上場した。

 セクター別では、海運業、鉱業、不動産業、陸運業、石油石炭製品などが値下がり率上位、その他製品、ゴム製品が値上がりしている。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>、トヨタ<7203>、ANA<9202>、キーエンス<6861>、村田製<6981>、ENEOS<5020>、東京海上<8766>、キヤノン<7751>、ファナック<6954>、日本電産<6594>、OLC<4661>、JR東海<9022>、三菱地所<8802>、オリックス<8591>などが下落。他方、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、HOYA<7741>、KDDI<9433>、アドバンテスト<6857>、SUMCO<3436>、エムスリー<2413>、西松屋チェ<7545>などが上昇している。

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