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日経平均は131円高でスタート、ファーストリテやエムスリーなどが堅調

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27575.57;+131.40
TOPIX;1810.45;+5.77

[寄り付き概況]

 1月4日大発会の日経平均は前営業日比131.40円高の27575.57円と反発でスタート。12月31日の米国株式相場でダウ平均は196.92ドル高の30606.48ドル、ナスダックは18.28ポイント高の12888.28ポイントで取引を終了。2020年の取引最終日で史上最高値付近からの利益確定売りが先行、その後、週次失業保険申請件数が2週連続で減少し予想を下回ったことや、国民への給付金増額案を巡り、民主党のシューマ—上院院内総務が共和党のマコーネル院内総務に譲歩案を提示したとの報道で期待感が再燃し大きく上昇に転じ、ダウは史上最高値を更新し引けた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円高の27510円。

 ダウの史上最高値更新の流れを受けて、日経平均も買いが先行。とはいえ、東京都は、時短営業を飲食店全般に拡大し、さらに午後8時までとする方向で調整していることが伝わっている。新型コロナウイルス感染防止に関して、政府も緊急事態宣言発出も念頭に置き、対応を検討しているようであり、買い一巡後は次第に様子見ムードが強まりやすいとの指摘が市場からは聞かれている(なお、前回よりも要請内容を限定する方向のもよう)。

 売買代金上位では、ファーストリテ<9983>、エムスリー<2413>、レーザーテック<6920>、第一三共<4568>、資生堂<4911>などが堅調。一方、キヤノン<7751>などが下落。業種別では、空運、鉱業、陸運、保険などが下落率上位に。
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