いったん下落が始まると一気に崩れ落ちる可能性も
面白いのは米国でビットコインを買う向きはFX投資家ではなくもっぱら株式投資家だそうで、それだけにほとんどの米国の個人投資家は「買い」から市場に参入しているという点です。
これもひとたび価格が下落すると一斉に出口に殺到する大きな要因のようで、買うから上がる、上がるから買うといったきわめて単純なロジックで上昇するビットコインは、ひとたび売りが嵩みはじめると見るも無残に価格を下落させることになるわけです。
ここでご紹介したのが市場参加者のすべてとはもちろん言えませんが、このプロセスを理解していますと、いきなり大きな下落が生じることもかなり理解できるものと思われます。
為替にももちろん暴落はつきものですが、ドル円などは年間保有していても、せいぜい値幅の変動率は10%から12%程度ですから、仮想通貨に比べればはるかに安全な投資であることを改めて実感させられます。
仮想通貨で勝負されることを止めるつもりはありませんが、FXのほうが相当手堅くトレードできることだけは忘れないでいただきたいと思います。
すでに私の周りでも、爆益が出たかと思った途端に大損している輩が何人か確認されています。
<初月無料購読ですぐ読める! 1月配信済みバックナンバー>
※2021年1月中に初月無料の定期購読手続きを完了すると、以下の号がすぐに届きます。
- なぜBTCは乱高下するのか~FX投資家にとって気になる隣の芝生は相当リスキー(1/13)
- 1月12日ロンドンタイムショートコメント(1/12)
- 陰謀論とフェイクニュースが渦巻いた米国大統領選~結局勝利したのはあの国?それともあの米系IT企業か(1/12)
- 1月11日ロンドンタイムショートコメント(1/11)
- 1月第二週相場分析(1/11)
- 1月8日ロンドンタイムショートコメント(1/8)
- 米国新政権ブルーウェイブ成立でいよいよ始まるドル安相場に注目(1/8)
- 1月7日ロンドンタイムショートコメント(1/7)
- いよいよ本日から緊急事態宣言~今回も相場に影響は本当にないのか(再送)(1/7)
- いよいよ本日から緊急事態宣言~今回も相場に影響は本当にないのか(1/7)
- ドル円の買い下がりは超危険~本邦個人投資家のロング積みあがり過ぎで102円割れの可能性も(1/6)
- 1月6日ロンドンタイムショートコメント(1/6)
- 金融市場に猛烈な影響を与える個人投資家の大量参入がもたらすものとは(1/6)
- 1月5日ロンドンタイムショートコメント(1/5)
- 過去2年で730万ドルも講演料で稼いだイエレンが敢えて財務長官で火中の栗を拾いに行く訳とは?(1/5)
- 1月4日ロンドンタイムショートコメント(1/4)
- 2021年相場最大の鬼門は新型コロナの終息(1/4)
- 2021年1月1日休場 大晦日相場雑感(1/1)
- 2021年年明けの一週間は米国選挙模様に大注目(1/1)
※本記事は有料メルマガ『今市太郎の戦略的FX投資』2021年1月13日号の抜粋です。興味を持たれた方は、ぜひこの機会にバックナンバー含め初月分無料のお試し購読をどうぞ。
『今市太郎の戦略的FX投資』(2021年1月13日号)より抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
初月無料お試し購読OK!有料メルマガ好評配信中
今市太郎の戦略的FX投資
[月額880円(税込) 毎週月・火・水・木・金曜日]
個人投資家がもっと得難いファンダメンタルズを徹底的に集めテクニカルで売買チャンスを探るFX投資家のためのメールマガジンです。土日を覗く平日毎日の配信となりますので、確実に日々の売買に役立てることが可能です。