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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶりに反発、原油価格の上昇が指数を下支え

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【ロシア】MICEX指数 3397.48 +0.43%
25日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比14.56ポイント高(+0.43%)の3397.48で取引を終了した。3385.74から3425.78まで上昇した。

終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。原油価格の上昇が指数を下支えした。また、新型コロナウイルスワクチンの接種開始に伴う経済活動の正常化期待も引き続き支援材料。一方、欧州市場の下落を受け、積極的に上値を追う展開はみられなかった。

【インド】SENSEX指数 48347.59 -1.09%
25日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比530.95ポイント安(-1.09%)の48347.59、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同133.00ポイント安(-0.93%)の14238.90で取引を終えた。

買いが先行した後は売りに押され、終盤は下げ幅を一段と拡大させた。外国人投資家(FII)の売り継続が足かせ。FIIはこの日、2日連続の売り越しとなった。また、新型コロナウイルス流行で世帯支出の大幅減少も小売関連の圧迫材料となった。UBSグループは最新リポートで、新型コロナの流行でインドの世帯支出が約2000億米ドル(約20兆6000億円)減少したという試算を示した。

【中国本土】上海総合指数 3624.24 +0.48%
週明け25日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比17.49ポイント高(+0.48%)の3624.24と反発した。約5年1カ月ぶりの高値水準を回復している。

中国の経済対策に対する期待感が膨らむ流れ。今年始動した経済対策の第14次5カ年計画(2021-25年)では、内需の拡大や科学技術の発展が盛り込まれている。関連銘柄を物色する動きが再び活発化した。域外マネーの流入も期待される。香港証券取引所は22日、中国本土と香港間の株式相互取引スキームについて、上海ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」の上場銘柄が2月1日付で対象銘柄に追加すると発表した。「科創板」では、上海科創50(Star50)が0.83%高と続伸している。
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