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世界の製造業PMI:1月は54.4%、ワクチン普及期待で50pt以上維持

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中国物流と采購連合会(CFLP)情報センターは6日、1月の世界の製造業購買担当者景気指数(PMI)が54.4ptとなり、前月を0.8pt下回ったものの、7カ月連続で50pt以上を維持した。地域別では、アジアやヨーロッパ、アメリカ大陸は前月をやや下回ったが、アフリカは前月比で小幅上昇を示した。

また、国際通貨基金(IMF)は最新リポートで、2021年の世界経済の成長予想を昨年10月に予想した5.2%から5.5%に上方修正した。新型コロナウイルスワクチンの普及開始や各国政府による景気刺激策の推進が経済成長に寄与すると指摘した。

ただ、エコノミストらは、新型コロナ感染が引き続き拡大しているなか、世界経済回復の先行き不透明感が依然として払しょくされていないと強調した。新型コロナワクチンの生産や普及スピードが世界経済に大きく影響しており、新型コロナ流行を食い止めるため、各国による一段の連携が必要だと指摘された。

IMFは、主要国の中で、2020年はプラス成長を維持したのは中国だけだと指摘。中国政府が内需拡大を強化しており、これは世界経済にも好影響を与えるとの見方を示した。なお、2020年の中国の成長率は2.3%となり、IMFは2021年の中国の成長率が8.1%まで加速すると予測している。
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