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後場の日経平均は16円高でスタート、ソフトバンクGや東京エレクトロンが高い

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;29401.25;+16.73
TOPIX;1974.40;-18.94

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比16.73円高の29401.25円と前場終値からプラスに転じて取引を開始した。ランチタイム中の225先物は若干上げ幅を拡大。アジア市場は値上がり目立つ。為替は1ドル=109円90銭台と朝方から若干円安で推移。午前の日経平均は、3月決算企業の配当権利落ちにより178円の下押し圧力があることで、小幅安となった。後場の日経平均は、午前の終値よりプラスに転じてスタートした。指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>が2890円高と前場より強含みで推移していることが相場の上昇に寄与しているようだ。なお、お昼休み中に、日銀総裁が「21年度は、はっきりしたプラス成長になる」と発言したことが、投資家のリスクセンチメントの改善に寄与しているようだ。

 セクター別では、空運業、海運業、ゴム製品、鉄鋼などが上昇率上位となっており、一方、保険業、パルプ紙、電気・ガス業、卸売業が下落率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテイリング、東京エレクトロン<8035>、キーエンス<6861>、マネックスG<8698>が高く、そのほか、三菱UFJ<8306>、トヨタ<7203>、任天堂<7974>、ソニー<6758>、三菱商事<8058>が安い。

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