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後場の日経平均は185円安でスタート、ファーストリテイリングやキーエンスが安い

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;29246.99;-185.71
TOPIX;1966.47;-11.39

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比185.71円安の29246.99円と前場終値から下げ幅を縮小して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は下げ幅を縮小。アジア市場は値下がりが目立つ。為替は1ドル=110円80銭台と朝方から円安に推移。午前の日経平均は、米国市場の下落や、米投資会社の巨額損失が三菱UFJ証券HDにも波及したことが嫌気され、投資家のリスクセンチメントが悪化し、反落となった。後場の日経平均は午前の終値より下げ幅を縮小してスタート後は200円安前後でのもみ合いで推移している。指数に寄与度の高いソフトバンクG<9984>が130円高と後場に入り上げ幅を急速に拡大したことが相場を下支えしているようだ。なお、午前のTOPIXの下落率は0.65%マイナスであり日銀のETF買いへの期待感は低いもよう。

 セクター別では、銀行業、その他金融業、鉱業、パルプ紙などが下落率上位となっており、一方、輸送用機器、鉄鋼、サービス業、情報・通信業が上昇率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、三菱UFJ<8306>、ファーストリテイリング<9983>、任天堂<7974>、野村<8604>、キーエンス<6861>が安く、そのほか、ソフトバンクG、トヨタ<7203>、ソニー<6758>、東京エレクトロン<8035>、日本電産<6594>が高い。

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