午後の東京外為市場でドル・円は1ドル=107円90銭近辺で推移。黒田日銀総裁はETFの出口戦略について、「 個人へのETF売却案もオプションとしてあるが、具体的に議論してるわけではない」と述べている。また、総裁は、マイナス金利の影響について、「低金利の長期化や人口減少で銀行の基礎的な収益力が低下傾向をたどっている。」と述べた。
一方、東京株式市場は日経平均が240.05円安と後場の寄り付きから横ばいでの推移となっている。指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>が390円安と後場寄り付き付近より若干下げ幅を縮小したものの、半導体関連銘柄の戻りが鈍く、全体としては、軟調な展開での推移となっているようだ。
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