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Abalance—3Qも大幅な増収増益、太陽光パネル製造事業が業績に寄与

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Abalance<3856>は14日、2021年6月期第3四半期(20年7月-21年3月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比300.4%増の195.44億円、営業利益は同298.9%増の12.50億円、経常利益は同493.5%増の12.14億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同594.5%増の5.82億円となった。

グリーンエネルギー事業の売上高は前年同期比11.1%減の40.94億円、セグメント利益は同17.8%増の8.10億円となった。太陽光発電所の販売は継続しつつ、低圧案件を含め完工後も継続して保有する発電所の自社保有化を進め、宮之浦太陽光発電所、湖西市太田ソーラーパーク、花畑太陽光発電所(一部区画を除く)、高梁太陽光発電所、勝間太陽光発電所などから売電収入を収受している。O&M事業については、WWBの実績に加え、バローズエンジニアリングにて落雷対策に効果のあるアース線配線、施設内カメラの設置によるセキュリティの確保、RPAシステムを通じた異常点探知等のシステムの完備により、本事業を推進した。また、東南アジアの旺盛な電力需要に対して、現地企業との合弁等による事業参画のほか、環境省が実施する2019年度「二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism : JCM)資金支援事業のうち設備補助事業」の公募案件の採択を受けて、カンボジア国内において日本政府協力のもと、WWBが推進していく。そのほか、北海道檜山エリアにおいて売電を開始した陸上・小型の風力発電所に続く案件の開発を企図するほか、物販事業としてパネル、PCSなどの太陽光発電設備の販売、災害時の非常用電源等に利用可能なポータブルバッテリー「楽でんくん」の販売、産業用及び住宅用蓄電池の販売などを推進した。

太陽光パネル製造事業の売上高は150.20億円、セグメント利益は7.19億円となった。ベトナム法人のVSUNは日系資本の世界的な太陽光パネルメーカーである。自動生産ラインを完備する太陽光パネルの製造工場を海外に保有しており、グローバルなサプライチェーンを形成し、垂直統合型のワンストップソリューションを展開するうえで、同社グループの大きな強みとなっている。ベトナムのほか日本、ドイツ、中国、米国等に支社機能の拠点を持ち、グリーンエネルギーの世界的な需要拡大を受けて、主に産業用、家庭用太陽光パネルの欧州向け販売により業績を拡大し、近年では米国市場への販売も伸長している。第2四半期の期首からVSUNを新規連結したことにより、同社グループへ大きな業績寄与となり、当第3四半期においてもVSUNの業績は引き続き堅調に推移している。

IT事業の売上高は前年同期比19.6%減の0.39億円、セグメント利益0.15億円(前年同期は0.37億円の損失)となった。ナレッジ(情報・知識・経験)の共有や業務プロセスの再構築を通じて、非効率な業務を付加価値の高い業務へと転換し労働生産性向上を目指す「Knowledge Market(R)」やRPA導入支援に係る製品・サービス等を提供したほか、IoTを駆使したデータ計測から最適解を導出する支援や各種サーベイ調査の収集支援等を実施した。

光触媒事業の売上高は前年同期比48.8%増の1.00億円、セグメント利益は0.02億円(前年同期は0.15億円の損失)となった。これまで一般消費者向けの市場にはあまり見られなかった「光触媒」を用いた抗菌・抗ウィルス製品の市場投入に続き、新ラインナップ「blocKINスプレー」の取り扱いのほか、銀イオンを配合したハイライン製品「blocKINハイパー」の販売を開始した。また、ホテル施設の抗菌・抗ウィルス及び美観維持の対策として、「グランドブリッセンホテル定山渓」(北海道)の全客室、共用部、ホテル外装への光触媒コーティングの導入を受注している。これらにより2021年6月期下期の単月営業利益計上を見通せる状況となった。

2021年6月期通期については、売上高は前期比251.9%増の235.00億円、営業利益は同207.0%増の11.10億円、経常利益は同253.5%増の10.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同103.5%増の4.30億円とする2月15日に上方修正した業績予想を据え置いている。




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