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指数インパクトの大きい主力処が軒並み大きく調整【クロージング】

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28日の日経平均は4営業日ぶりに反落。388.56円安の27581.66円(出来高概算10億3000万株)で取引を終えた。27日の米国市場では主要な株価指数が下落するなか、東京市場においても売り優勢の相場展開となった。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行後は、ハンセン指数の反発を受け下げ幅を縮める場面も見られた。しかし、ハンセン指数は依然として不安定な動きを続けているほか、東京都の新型コロナの新規感染者数が本日もかなり増えるとの報道も伝わり、引けにかけては持ち高調整の流れから、一時27500円を割り込む場面も見られた。

東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1600を超えており、全体の7割超を占めている。セクターでは、鉄鋼、石油石炭、パルプ紙、電力ガス、繊維、精密機器が小じっかり。半面、金属製品、情報通信、サービスの下落率が2%を超えたほか、空運、その他製品、陸運、電気機器、証券の弱さが目立った。指数インパクトの大きいところでは、テルモ<4543>、ソニーG<6758>、日清粉G<2002>、コマツ<6301>が堅調。一方でソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>が軟調。

前日に4%を超える下落となったハンセン指数が反発を見せたことから前場半ばにかけて日経平均は下落幅を縮めたが、その後ハンセン指数が下げに転じる場面も見られたことから、嫌気売りに繋がっていた。その後はハンセン指数はプラス圏で推移したことから落ち着きを見せるなか、東京都の新型コロナの新規感染者数が本日もかなり増えるとの、西村経済再生担当相の発言が伝わると、引けにかけては持ち高調整に向かわせたようである。

ソフトバンクGとファーストリテが年初来安値を更新しているほか、東エレク、アドバンテストなど、指数インパクトの大きい主力処が軒並み大きく調整していることから、反発期待の買いが入りづらいところである。また、決算を手掛かりとした個別物色は見られるものの、マザーズ指数は3%を超える下落で調整を強めてきており、個人主体の需給悪化への懸念も高まってきているようである。決算発表が本格化するなかで積極的な売買は手控えられやすく、薄商いのなかを先物主導による仕掛け的な動きに振らされやすい。



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