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米国株見通し:底堅い値動きか、強い経済指標を好感

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(14時50分現在)

S&P500先物      4,399.70(-0.9)
ナスダック100先物  14,995.90(-22.2)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小安いが、NYダウ先物は50ドル高。NY原油先物(WTI)はプラスを維持し、本日の米株式市場はまちまちとなりそうだ。


28日の取引で主要3指数はまちまち。ナスダックは反発したが、S&Pとともに続落となったダウは127ドル安で節目の35000ドルを割り込んだ。フロリダやテキサスなどの大都市で新型コロナウィルス・デルタ株のまん延が顕著となり、先行きの回復腰折れへの懸念から売りが強まった。ただ、連邦公開市場委員会(FOMC)での引き締めに対する慎重姿勢を受け長期金利が低下し、好業績が期待されるハイテク関連の買いが下げを弱めた。


本日は底堅い値動きか。連邦準備制度理事会(FRB)が想定ほどタカ派的でなかったことから、緩和長期化を見込んだ買いが先行しそうだ。また、今晩発表の4-6月期国内総生産(GDP)は8%台の高水準が、新規失業保険申請件数では雇用情勢の改善がそれぞれ予想される。デルタ株への警戒は根強いが、強い経済指標が買いを後押しする見通し。また、金利安でハイテク関連に買いが入りやすいほか、インフラ法案の審議入りをにらみ景気敏感株も物色されそうだ。



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