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日経VI:小幅に上昇、株価下げ渋りで市場心理悪化は限定的

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は27日、前日比+0.06(上昇率0.29%)の21.04と上昇した。なお、高値は21.71、安値は20.79。今週後半から本格化する主要企業の4-9月期決算発表や、31日投開票となる衆院選を控え、市場ではやや警戒感が高まりやすくなっている。こうした中、今日の東京株式市場は売りが優勢の展開となり、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードがやや強まり、今日の日経VIは概ね昨日の水準を上回って推移した。ただ、取引終了にかけては日経225先物が下げ渋り、市場心理の悪化は限定的となり、日経VIは低下に転じる場面もあった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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